葬儀の受付を依頼されたらマナーを守って対応しよう
2018年10月23日
葬儀の受付の依頼を受けた時は、役割とマナーを頭に入れておけばスムーズに対応できます。まず、葬儀の受付の役割は、参列者からのお香典を預かること、そして記帳してもらうのが基本です。さらに、葬儀の受付は執り行われる葬儀の窓口のような存在なので、参列者に何を質問されても困らないように、会場の全体図をはじめとして、進行時間も頭に入れておくようにしましょう。
また、葬儀の規模によって、会場に案内したり、会葬礼状と返礼品を渡す仕事もあります。もちろん、参列者には、マナーを守って心を込めて対応することも重要です。参列者が訪れたら、遺族に代わってまずは参列のお礼を述べましょう。
あいさつには特に決まりはありませんが、忌み言葉を言わないように注意しなければいけません。参列者からお香典を差し出されたら、両手で丁寧に受け取って一礼をしましょう。受け取ったお香典の表書きを確認し、苗字しか書かれていない場合は、下の名前も確認しておけば、後から判別しやすくなります。それから、芳名帳に記帳するようにお願いします。受付に立っているときは、常に丁寧な対応と丁寧な言葉遣いを意識することが大切です。ちなみに、受付をすると葬儀が始まってからお焼香をする機会がありませんので、葬儀の前に交代で済ませておくと安心です。