喪主、親族が着用する服は略礼装が増えています
2016年12月30日
ここへ来て、喪主、あるいは親族がお葬式の際に黒がベースの略礼装というブラックスーツなどの礼服を着用して行くのが中心となっています。しかしながら、以前は正式礼装を着用して行くことが基本的な法則となっていました。正式礼装と言いますのは、男性の方の洋装につきましてはモーニングコートそれから、和装では黒羽二重の染め抜き五つ紋の着物及び羽織と袴となっています。女性の方につきましては黒によってまとまったフォーマルドレスあるいはスーツ並びにワンピースまた、和装でしたら黒無地に対して染め抜き五つ紋の着物を着るといったコーディネートが大多数だったといわれています。
喪主、あるいは親族が着用する喪服と参列者が身にまとう喪服に関しては習わしがあり、喪主や親族に関しては参列者に比べると格上の喪服を着ないといけません。男性でしたら和装で黒紋付き羽織袴もしくは洋装でしたらモーニングコートが正式と言われていますが、近頃ではブラックスーツを着れば問題ないとされています。それに対して、女性の方は和装でしたら黒無地着物、洋装であれば黒が基調のワンピースなどであればよいと言われています。
略礼装と呼ばれるのは、男性の方であればブラックスーツそして、女性では黒がベースのスーツやワンピースなどを指し、正式に対比させると軽めな服といえます。過去にはたくさんいた和装もここへ来て身につける人が減少し、通夜、あるいは葬儀であっても洋装によって加わる人が拡がっています。