葬儀には色々な種類があり、1日葬や直葬といったタイプなども増えてきています。そんな中で家族葬と呼ばれる葬式を執り行う遺族も増えており、葬式の種類の1つとして認知も広がっています。では実際に家族葬の特徴ですが、式自体は一般葬と同じといえます。
通夜と告別式を2日間で行う式ですが、参列者の人数に違いがあります。まず一般葬の場合は知人や友人だけでなく仕事関係の人や近所の人など、多くの人が自由に参列することが可能です。家族葬の場合は参列者の人数を制限するので、平均すると30名程度となります。
そのため知人や友人程度に参列者を抑える事ができ、全体的な式としても一般葬を小規模にしたタイプと考えるとわかりやすいです。そのため遺族にかかる負担をぐっと減らせる事ができ、遺族側も故人との最後のお別れをしっかり行う事ができるという点もあります。
また参列者自体を抑える事で、返礼品や食事を準備する数なども少なく済ませる事が出来ます。一般そうの場合は平均すると180万から200万前後の費用がかかりますが、家族葬の場合は参列者を抑えることで、100万前後に抑える事が可能となります。
ただし参列できなかった人が後日弔問客として、訪問する人が多いという点も理解しておく必要があります。