天台宗の葬儀における焼香については原則として3回と定められています。合掌礼拝を行った後、右の手の3本の指の親指と人差し指と中指を利用して香を取ります。それから、右の手に左手を添え額にいただいて、焼香を行うことになります。これを反復したのち、ふたたび合掌礼拝を実施します。もっともこれに関しては、基本的に一つの基準に過ぎません。実際には、焼香の数もはっきりとは決められていないため、一度でよいとする場合があります。
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